
水ヲタの部屋
硬水の作り方が知りたくて調べてみると、にがりを入れるだけでできるって話はよく出てくるけど、硬度の目安が分かりにくかったり、軟水との違いやマグネシウム量、硬水のpHが高いのかどうかまで気になったりしますよね。
この記事では、水道水の硬度をベースにして、にがりや塩でミネラルウォーターを自作する考え方を、できるだけ失敗しにくい形でまとめます。
コントレックスみたいな超硬水を完全再現するのは現実的に難しい場面もあるので、「できること・できないこと」も正直に書きます。
パンやコーヒーに使うのか、飲用で試すのかでも正解が変わるので、あなたの目的に合わせて調整できるようにしていきましょう。
この記事で分かること
- にがりで硬度を上げる基本と滴数の目安
- 硬度の基準と硬水・軟水・pHの考え方
- 硬水のマグネシウム量と飲用時の注意点
- 目的別のおすすめと装置での軟水化の選択肢
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硬水の作り方を初心者向けに解説
まずは一番シンプルに、家庭の水道水をベースにして硬度を上げるやり方から。にがりを使うと「手軽だけどクセも出やすい」ので、味・安全・目的の3点で整理します。
- にがりで軟水を硬水にする方法
- にがりの硬度は?
- 硬水のマグネシウム量の目安はどのくらい?
- 硬水のpHは高いの?
- 硬水と軟水のphの違いを比較
- にがりの入れ方と滴数目安
- ミネラルウォーターの作り方で塩を使う方法
にがりで軟水を硬水にする方法

水ヲタの部屋
にがりで軟水を硬水にする方法は、家庭でやる硬水化の中ではいちばん再現性を出しやすいルートです。
やること自体は「水ににがりを足して混ぜる」だけなんですが、満足度を分けるのはここからで、“少量”を感覚でやるか、手元の製品表示を使って数字で詰めるかで結果がかなり変わります。
考え方はシンプルで、硬水化は「健康のために必須」というより、水の性格を目的に合わせて寄せる技です。
つまり、あなたが欲しいのは「硬水というラベル」じゃなくて、パンなら生地の締まり、煮込みならアクのまとまり、コーヒーなら抽出の押し出し感みたいな“手触り”のほう。なので、ここでは失敗しにくく、味と体調を崩しにくい作り方に寄せて解説します。
まず「ベース水」を決める
まずはベースとなる水を決めます。この出発点が分からないと迷子になります。いきなり純水や蒸留水を用意しなくても大丈夫です。
家庭なら基本は水道水でOK。ただし水道水は地域差があるので、出発点(いまの硬度)を知らないと「同じ量を入れたのに全然違う」が起きやすいんですよ。
出発点をブレさせないコツ
- 同じ蛇口・同じ時間帯で採水する(朝一番は味が違うと感じる人もいます)
- 浄水器を通すなら、通す・通さないを固定する
- できれば自治体の平均硬度をチェックし、ざっくりの目安を持つ
もし「数字で管理したい派」なら、硬度試験紙(GHテスト)を使うのも手です。ここで大事なのは、硬度メーターやTDS計の数値だけで硬度を判断しないこと。
硬度はCa/Mgの話で、TDSは“溶けてる総量”なので一致しません。数字に振り回されないように、まずは硬度の指標だけ押さえておきましょう。
にがりの入れ方
にがりの入れ方の作業は簡単、でも「入れ方」で味が変わります。手順は超シンプルです。
- 清潔なボトル(1L〜2L)に水を入れる
- にがりを少量落とす
- フタをして上下にゆっくり混ぜる(泡立てない)
ただし、混ぜ方は軽視されがちなんですが、にがりって局所的に濃い状態が残りやすいんですよ。特に冷たい水だと溶けた“筋”が残る感じになりやすい。
なので、最初は少量を入れて完全に混ざったのを確認してから、次の少量という流れが失敗しにくいです。いきなりドバッと入れるのは、味も体調もズレやすいのでおすすめしません。
混ぜるときの地味に効くコツ
「強く振る」より「ゆっくり回転」が安定します。泡立てると飲み心地が悪くなることもあるので、ボトルを横にして大きく回すイメージがいいですよ。
“少量”の考え方
硬度より先に「味が崩れない範囲」を決めるます。にがりは主成分が塩化マグネシウムなので、硬度は上げやすい反面、味も動きます。
ここでありがちな失敗が、硬度の数字を追いすぎて苦しょっぱい方向に寄せてしまうこと。飲用でこれをやると「硬水ってまずい…」になりがちです。
なので優先順位はこうです。
- 第一優先:味が破綻しないこと
- 第二優先:体調が合うこと
- 第三優先:硬度の数字
飲用で始めるなら、いきなり“硬水っぽい上限”を狙わず、中硬水っぽい帯域(体感でミネラル感が出るくらい)から入るのが安全です。
あなたの胃腸が慣れていない場合、硬度が上がるほど合わない可能性も出るので、ここは焦らずでいきましょう。
入れすぎたときに起きやすいこと
- 味:苦味、しょっぱさ、えぐみが目立つ
- 体調:お腹がゆるくなる、ゴロゴロしやすい
- 用途:コーヒーやお茶は狙いと逆方向に転ぶことがある
少しでも違和感が出たら、無理せず薄める・やめるが正解です。
数字で詰めたい人向け
数字で詰めたい人は製品ラベルから「自分の適量」を作る、ここからが楽しいところです。
にがりは製品によって濃度が違うので、「1滴で硬度が〇〇上がる」みたいな話は参考程度。いちばん確実なのは、あなたの手元のにがりのラベル(栄養成分表示)から計算してしまうことです。
硬度は基本的に、カルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)を炭酸カルシウム換算して表します。にがり中心ならMgが主役なので、まずはMgだけで“だいたいの上昇”を掴むのが現実的です。
ざっくり計算の型(にがり=Mg中心のとき)
硬度の上昇(mg/L)≒ 水1Lに入れたMg量(mg)×4.1
つまり、あなたのにがりが「1mLあたりMgが何mgか」が分かれば、そこから硬度の上がり方が読めます。
たとえばラベルが「15mL中にMgが○○mg」と書いてあれば、1mLあたりのMg量は「○○÷15」。水1Lに1mL入れたときの硬度上昇は「(○○÷15)×4.1」。これで“あなたのにがり専用の換算”が作れます。
そして次のコツが、計量を「滴(ドロップ)」に頼りすぎないこと。滴の大きさは、スポイトの口径、粘度、温度、ボトルの傾け方で普通に変わります。
再現性を上げたいなら、1mL刻みのスポイトやシリンジを使うのが一番ラクです。
失敗しにくい運用ルール
失敗しにくいルールは作り置き・保存・衛生までセットで考えることです。硬水化は「作る」だけじゃなくて「どう使うか」までがセットです。
特に水道水は塩素があるので衛生面は比較的安心なんですが、容器の汚れや常温放置が絡むと話が変わります。水は放置すると雑菌リスクが上がるので、ここはケチらないのが正解です。
家庭運用の安全ライン(目安)
- ボトルは使用後すぐ洗う(できれば定期的に熱湯消毒)
- 作った水は冷蔵保管が無難
- 風味が変だなと思ったら飲まない
数値はあくまで一般的な目安です。衛生・保存は自己責任になるので、不安がある場合は専門家に相談してください。
用途別に濃さを変えると満足度が変わる
最後に、これがいちばん大事かも。にがりで硬水化した水は、すべてを同じ濃度で使うより、用途ごとに濃さを変えたほうが成功率が上がります。
- 飲用:薄めから。味と体調を優先して、慣れたら微調整
- 料理:煮込み・下ゆでなど「味が最終的に薄まる工程」で使うと扱いやすい
- パン:硬度の機能が目的になりやすいので、再現性重視で計量を丁寧に
この「目的達成のための硬水化」に切り替えると、にがりはめちゃくちゃ便利になります。逆に、闇雲に濃くしてしまうと、味も体調もブレて、せっかくのメリットが消えやすい。
あなたのゴールが何かを先に決めてから、薄めスタートで詰めていく。これがいちばん気持ちよくハマるやり方かなと思います。
最後に念押しです。にがりは食品として売られていますが、製品ごとに濃度・成分は違います。
ここでの話は一般的な目安なので、正確な調整はあなたが使う製品ラベルを基準にしてください。体調や持病に不安がある場合は、最終的な判断は医師など専門家に相談するのが一番安全です。
にがりの硬度は?

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にがりの硬度は?って聞かれると、実はちょっと答え方が難しいです。というのも、にがりは“水そのもの”じゃなくて“濃縮されたミネラル液”なので、製品ラベルに硬度(mg/L)がそのまま書いてないことが多いんですよね。
代わりに見てほしいのが、成分表示にあるマグネシウム(Mg)と、場合によってはカルシウム(Ca)の量です。
硬度は「CaとMgをCaCO3換算」した指標
硬度は、カルシウムとマグネシウムの量を“炭酸カルシウム(CaCO3)換算”にして足し合わせた指標です。家庭での計算なら、次の目安式が使いやすいです。
硬度(mg/L)の目安式
硬度(mg/L)=カルシウム(mg/L)×2.5+マグネシウム(mg/L)×4.1
ここで重要なのが、マグネシウムの係数(4.1)のほうが大きいこと。つまり、同じmg/LでもMgのほうが硬度を上げやすい。
にがりはまさにMg寄りなので、少量で硬度を動かせます。これはメリットでもあるし、入れすぎやすいという意味ではデメリットでもあります。
「にがりの硬度」を知りたいなら、まずMg濃度を見る
製品ラベルに「15mlあたりMgが何mg」みたいに書いてあれば、そこから1mlあたりのMg量が出せます。
そこまで出せれば、1Lの水に何ml入れたとき硬度がどれだけ上がるか、かなり精度よく見積もれます。
ざっくり計算の流れ
- ラベルから「Mg○mg/○ml」を読む
- 1mlあたりのMg(mg/ml)を計算する
- 水1Lに入れる量(ml)を決める
- 増えるMg(mg/L)=(mg/ml)×(ml)
- 硬度上昇の目安=増えるMg(mg/L)×4.1
これができると、滴数ベースの“ふわっと調整”から卒業できます。特にパンやコーヒーで同じ再現性を狙うなら、ここが効きます。
逆に「とりあえず飲んでみたい」なら、厳密計算は後回しでもOK。まずは少量から味と体調で微調整、これで十分です。
硬水のマグネシウム量の目安はどのくらい?
硬水の“らしさ”を左右する成分の代表がマグネシウムです。硬水=カルシウムが多いイメージもあるけど、にがりで作る場合はMgが主役になりがち。だからこそ、マグネシウム量の目安を知っておくと失敗しにくいです。
Mgは「硬度」「味」「お腹」に効きやすい
マグネシウムは硬度を上げる力が強い(係数4.1)うえに、味としては苦味を出しやすいです。
さらに、摂取量が増えると腸内に水分を引き込みやすく、体質によってはお腹がゆるくなることがあります。つまり、Mgは“効く”けど“効きすぎる”ことがある成分なんですよ。
飲用の注意(かなり大事)
マグネシウムは人によっては下痢や腹痛の原因になります。腎機能に不安がある方、乳幼児、高齢者は特に慎重に。少しでも不安があれば、最終的な判断は医師など専門家に相談してください。
目安を作るなら「目的」から逆算
飲用で“ミネラル補給”を狙うなら、まずは中硬水レベルに留めるのが無難です。いきなり超硬水の領域を狙うと、味と体調のハードルが一気に上がります。
逆に“料理での機能”を狙うなら、多少Mgが多くても「飲まない前提」で使い切るのが賢いです。煮込みの下茹でやアク取りの水は、まさにその使い方ですね。
マグネシウム量の「見える化」が強い
おすすめは、にがりを滴で入れるより、できればスポイトやシリンジ(食用の範囲で)でml管理すること。
滴はどうしても粒の大きさがブレます。1滴が0.03mlの人もいれば0.06mlの人もいます。これが地味に効いてきます。再現性が欲しい人ほど、ここは“数値で管理”が正解かなと思います。
硬水のpHは高いの?
「硬水のpHは高い?」って疑問、めちゃくちゃ多いです。ここは誤解されやすいポイントなので、最初にハッキリ言います。
硬水だからpHが高い、とは一概に言えません。硬度(硬水・軟水)は主にCaとMgの量の話。pHは水素イオン濃度の話で、別物なんですよ。
pHに効くのは「アルカリ度(緩衝力)」のほう
pHが上がりやすい(=アルカリ寄りになりやすい)水は、炭酸塩や重炭酸塩を含んでいて、酸を中和しやすい性格を持っていることが多いです。
これがいわゆるアルカリ度(緩衝力)につながります。硬水の中には、このアルカリ度が高いタイプもあるので、「硬水=pH高いっぽい」というイメージが生まれます。
でも、にがりで作る硬水は“Mgと塩化物”が増える寄り方になりやすいので、pHが大きく動くとは限りません。
コーヒー用途は「pH」より「味の出方」を見たほうが早い
コーヒーに使うと、pHがどうこうより、抽出がシャープになったり、甘みが出やすくなったり、逆に酸が丸まりすぎたり、そういう“味の変化”として体感しやすいです。
だから、pHを気にしすぎて迷子になるより、少しずつ濃度を変えて飲み比べが一番確実です。
家庭での現実的なチェック方法
- pH試験紙:ざっくり傾向を掴むのに便利
- 簡易pHメーター:数字で見たい人向け(校正は必須)
- 最重要:味と体調の変化を優先して判断
なお、pHの数値を見て不安になったら、水道水の基準や、製品メーカーの案内を確認するのが安全です。最後は“あなたの用途に合うか”で決めればOKですよ。
硬水と軟水のphの違いを比較

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硬水と軟水のphの違いって、実はかなり誤解されやすいポイントです。泡立ちや料理の仕上がりみたいに「触ると分かる違い」が多い硬水・軟水に対して、pHは数字でしか見えないぶん、イメージが先行しやすいんですよね。
ここ、あなたも一度は「硬水ってアルカリ性なんでしょ?」って思ったことあるかも。
結論から言うと、硬水か軟水かだけでpHは決まりません。関連はすることがあるけど、原因と結果は別物。この整理ができると、一気に混乱が減ります。
そもそもpHは何を表している数値?
pHは水が酸性かアルカリ性かを示す指標です。7が中性で、数字が小さくなるほど酸性、大きくなるほどアルカリ性。ここまでは学校で習ったやつですね。
大事なのは、pHは「ミネラルが多いか少ないか」を直接示す指標じゃないということ。つまり、硬度(CaやMgの量)とは別の物差しです。
硬度は“どれだけ溶けているか”、pHは“溶けている成分の性質が酸寄りかアルカリ寄りか”。この違いを意識しないと、話がごちゃっとしがちです。
なぜ「硬水=pHが高い」イメージが広まったのか
このイメージが生まれた背景には、天然の地下水があります。地下水は地中の岩石や土壌と長時間接触するので、カルシウムやマグネシウムだけでなく、炭酸水素塩(重炭酸塩)なども一緒に溶け込みやすいです。
この炭酸水素塩は、水を弱アルカリ側に引っ張る性質があります。その結果として、
- 硬度が高い
- pHも中性〜弱アルカリ寄り
という水が生まれやすい。これが「硬水ってアルカリ性っぽいよね」という印象の正体です。
でも、これは天然環境でそうなりやすいという話であって、硬度そのものがpHを上げているわけではありません。ここ、かなり重要です。
にがりで作る硬水は、同じ動きをしない
家庭でにがりを使って硬水化する場合、話は変わります。にがりで増える主役はマグネシウムと塩化物イオンです。炭酸水素塩が増えるわけじゃありません。
そのため、硬度は上がったのに、pHはほとんど変わらない、あるいは微妙に動く程度、というケースが普通に起きます。
「硬水にしたのにアルカリっぽくならない」というのは、失敗でも不具合でもなく、理屈通りの挙動なんですよ。
ここがポイント
市販の天然硬水と、にがりで作った硬水は、同じ“硬水”という名前でも中身の構成が違います。pHの動き方が違うのは自然なことです。
pHを気にする理由は人によって全然違う
硬水と軟水のphの違いを気にする理由を分解すると、大体この3つに分かれます。
- 設備面:加湿器、配管、ケトルのスケールや腐食が心配
- 肌・髪:洗顔、入浴での刺激やきしみが気になる
- 飲み口:酸っぱく感じる、苦く感じるなどの味の印象
ただし、ここも整理が必要です。設備面のスケールは、pHよりも硬度(特にカルシウム量)の影響が圧倒的に大きいです。pHが中性でも硬度が高ければ白い付着物は出ます。
飲み口についても、pH単体より「どんなミネラルが、どれくらい入っているか」で印象が変わることが多い。
弱アルカリだから飲みやすい、酸性だから飲みにくい、みたいな単純な話じゃないんですよね。
測るならどう見る?pHの扱い方のコツ
もしpHを測るなら、家庭用のpH試験紙や簡易メーターで十分です。ただし、数字を絶対視しないのが大事。水温や測定方法で普通にブレます。
pHとの付き合い方
- pHは「異常がないか」を見るチェック項目
- 味や使い勝手の判断は、実際の使用感を優先
- 硬度・用途・体調とセットで考える
混ぜると混乱、分けるとスッキリ
最後にまとめます。硬水・軟水はミネラル量の話、pHは酸性アルカリ性の話。似た文脈で語られがちだけど、別のツマミです。
この2つを無理に結びつけると、「硬水なのにpHが高くない」「アルカリ性なのに軟水」みたいな現象が全部モヤっと見えてしまいます。分けて考えると、「あ、そういう水もあるよね」でスッと腑に落ちる。
硬水を作る、使う、選ぶときは、硬度とpHを別々に見て、最後に用途で統合する。この順番を意識すると、失敗も不安もかなり減りますよ。
にがりの入れ方と滴数目安
にがりの入れ方は簡単です。水1Lを用意して、にがりを数滴落として、よく混ぜる。これだけ。
ただし、問題は「何滴でどれくらい硬度が上がるか」ですよね。ネットでは“1滴で硬度が約20mg/L上がる”みたいな目安がよく出てきますが、これをそのまま鵜呑みにするとズレることがあります。
滴はブレる。だから「目安」として使う
滴下量は、容器の口の形状、粘度、気温、落とし方で普通に変わります。つまり、同じ“1滴”でも中身は一定じゃない。
だから、滴数目安はスタート地点として使うのが正解です。最初は少なめにして、味と用途で微調整。これがいちばん安全です。
混ぜ方で味が変わることもある
地味だけど大事なのが混ぜ方。にがりは水に溶けやすいけど、入れた直後は局所的に濃い場所ができます。
そこで飲むと「うわ、苦い!」になりがち。必ず全体をよく混ぜて、5分くらい置いてから味見すると、判断が安定します。
滴数のざっくり目安(一般的な例)
| 水道水の硬度 | 目標硬度 | 想定の上昇量 | にがりの目安 |
|---|---|---|---|
| 50mg/L | 150mg/L | +100mg/L | 約5滴 |
| 50mg/L | 200mg/L | +150mg/L | 約7〜8滴 |
| 50mg/L | 300mg/L | +250mg/L | 料理用として慎重に増量 |
※上の表はあくまで一般的な目安です。正確にはにがりの成分表示と計量で調整してください。
飲用なら「段階アップ」が一番安全
飲用で試すなら、まずは「いつもの水にほんの少しだけ」。これで味と体調を見ます。問題なければ少しずつ上げる。
お腹がゆるくなるようなら戻す。ここは無理しないのが正解です。硬水は“濃いほど偉い”じゃないので、あなたに合う濃度が正解ですよ。
ミネラルウォーターの作り方で塩を使う方法
「ミネラルウォーター作り方 塩」で調べる人、実はけっこう多いです。塩を入れると“ミネラル感”が出る気がするから、気になりますよね。
でも、結論から言うと、食塩(塩化ナトリウム)を入れても硬度は基本的に上がりません。硬度を決めるのは主にカルシウムとマグネシウムなので、塩は“硬水化の本筋”ではないです。
塩で変わるのは「味」と「TDSっぽさ」
塩を入れると味が変わります。ほんの微量なら、輪郭が出たり、まろやかに感じたりすることもあります。
だけど、これは“ミネラルウォーターを自作した”というより、塩味を足した水になりがち。TDS(総溶解固形分)っぽい数字は上がるかもだけど、それは硬度とは別の話です。
飲用で塩を足すのは慎重に
ナトリウム摂取量が増える可能性があるので、体質や食事バランス次第ではデメリットになることもあります。最終的な判断は専門家にご相談ください。
料理用途なら「狙い」があるとアリ
一方で料理用途なら、塩を使う理由はあります。例えば、パスタのゆで湯は塩が前提ですし、下味として微量の塩味が必要な場面もあります。
ただし、それを“硬水作り”と混同すると混乱します。硬水化はにがり(Mg)やカルシウム源でやる。塩は味の調整。ここを分けて考えるとスッキリしますよ。
硬水の作り方を目的別に解説:飲用・料理・パン・コーヒー

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ここからは「何に使うか」で最適解を分けます。パン・コーヒー・料理・飲用で、硬度の狙いどころやリスクが違うので、あなたの目的に合わせてチューニングしましょう。
- 硬水のおすすめはブランドは?
- コントレックスはにがりで代用できるか
- 硬水を軟水に変える作り方と装置の選択肢
- 硬度はどのくらいが基準で硬度何パーセントから硬水か
- パンやコーヒーの硬水活用
- まとめ:硬水の作り方とにがりの活用方法
硬水のおすすめはブランドは?
硬水のおすすめはブランドは?と聞かれたら、まずこう答えます。自作に入る前に、市販の硬水を一度は飲んでみたほうがいい。
理由はシンプルで、硬水は「数字」よりも味と体調の相性がはっきり出るからです。ここ、かなり大事なポイントですよ。
理屈では「硬度150mg/Lならいけそう」と思っても、実際に飲むと「思ったより重い」「お腹がゴロゴロする」みたいなことは普通にあります。
そうなると、せっかく作り方を覚えても続きません。だからまずは完成品を体験して、自分の許容範囲を知る。これが一番ムダがないです。
飲用は「いきなり超硬水」を選ばないのが正解
硬水おすすめの選び方で、最初に言っておきたいのはこれです。最初から超硬水にいかない。これはほぼ鉄板。
超硬水は、ミネラル量が多いぶん、
- 味のクセが強い
- 苦味や渋みを感じやすい
- マグネシウムや硫酸塩の影響でお腹に来やすい
という特徴があります。硬水に慣れていない状態でこれを選ぶと、「硬水=無理」という印象で終わってしまうことが多いんですよね。
なので、飲用ならまずは中硬水〜硬水クラスから。慣れてきて「もっといけそうだな」と思ったら、段階的に上げるほうが、体も気持ちもラクです。
まず試しやすい定番ブランド(飲用向け)
ここからは、実際によく名前が挙がるブランドを、水オタク目線で整理します。あくまで「最初の体験用」という位置づけです。
飲用で試しやすい硬水・中硬水
- エビアン:硬度は中程度で、クセが比較的少ない。硬水デビュー向き
- ヴィッテル:エビアンより少しシャープ。硬水感を感じやすい
- ボルヴィック(※流通時期注意):中硬水寄りで飲みやすさ重視
このあたりは、「硬水ってこういう方向性なんだ」という感覚を掴むのに向いています。いきなりパンチの強い味じゃないので、飲用目的なら安心感があります。
硬水の代表格:コントレックスの位置づけ
硬水といえばコントレックス。これはもう避けて通れない存在です。硬度は非常に高く、いわゆる“超硬水”の代表格。
ただし、おすすめ順としては、最初の一歩ではなく、確認用・比較用です。
- 「自分は超硬水までいけるのか?」を試す
- パンや料理で“強い硬度”が欲しいときの基準にする
こういう位置づけならかなり優秀。逆に、毎日の飲用水として無理に選ぶ必要はありません。合わない人は本当に合わないので、そこは割り切りましょう。
注意
超硬水は体質によっては下痢や腹部不快感が出ることがあります。体調に違和感が出た場合は、すぐに中止してください。最終的な判断は医師など専門家に相談するのが安全です。
用途別に見る「おすすめブランド」の考え方
硬水おすすめは、「飲む」「作る」「使う」で変わります。ここを分けて考えると、ブランド選びが一気に楽になります。
パン作りに向く考え方
パン用途では、味よりも生地の締まりや発酵の安定といった機能面が重要になることが多いです。この場合、
- コントレックスを水道水で割る
- 市販硬水を基準水として使う
といった使い方が現実的。必ずしも「そのまま飲めるか」は重視しなくてOKです。
煮込み・料理用途の場合
煮込みや下ゆででは、アクの出方や煮崩れ防止といった効果を感じやすいです。この場合も、
- 中硬水〜硬水クラスの市販水
- もしくは自作硬水のテスト用基準
として市販ブランドを一度使ってみると、「どのくらいで変化が出るか」の感覚が掴みやすくなります。
コーヒー用途は「ブランド名だけ」で決めない
コーヒーに関しては、硬度だけでなくアルカリ度(緩衝力)の影響も大きいです。なので、「このブランドが正解」というより、
- どのくらいの硬度で
- どんな味の出方がするか
を体験するための比較材料として、市販硬水を使う、という位置づけが向いています。
結論:ブランドは“答え”じゃなく“基準点”
最後にまとめます。硬水のおすすめブランドは確かに存在しますが、それはあなたにとっての正解を見つけるための基準点であって、唯一の答えではありません。
まずは市販品で「このくらいならいける」「これは無理」を知る。その上で、自作するか、割って使うか、用途専用にするかを決める。この順番がいちばん失敗しにくいです。
なお、成分や硬度は製品ごとに異なり、ロットや仕様変更で変わることもあります。
正確な情報は必ずメーカー公式表示を確認してください。体調や持病に不安がある場合は、最終的な判断は専門家に相談するようにしましょう。
コントレックスはにがりで代用できるか

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コントレックスにがりで代用可?は、硬水好きなら一度は気になるテーマですよね。結論は前と同じで、硬度の数字だけを近づけることはできても、味や“水のキャラ”まで同じにはなりにくいです。
ここを誤解したまま突っ込むと「数字は合ったのに美味しくない」「パンが思った感じと違う」みたいなズレが起きやすいんですよ。
代用を考えるときは、まずゴールを2つに分けるのがコツです。
- ゴールA:味までコントレックスっぽくしたい
- ゴールB:硬度(機能)だけ欲しい
にがりはBに強くて、Aには弱い。ここが最初の分かれ道です。
なぜ「硬度が同じ」でも味が別物になりやすいの?
硬度はあくまでカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の量を指標化した数字です。でも飲み心地やクセを決めるのは、Ca/Mgだけじゃなくて、一緒にくっついている成分(陰イオン)や、比率、総量も絡みます。
ざっくり言うと、硬度=“骨格”で、味=“骨格+服+香水”みたいなもの
にがりは硬度の骨格を作るのは得意。でも服(成分バランス)や香水(風味の方向性)までは揃えにくい、というイメージです。
にがり中心だと「塩化物寄り」の水になりやすい
にがり(主に塩化マグネシウム)を入れると、増えるのはMgだけじゃなく、塩化物(Cl-)側の要素もセットで増えます。
これが一定量を超えると、飲み水としては「ミネラル感」というより、しょっぱさ・えぐみ・海っぽさとして顔を出しやすいんですよね。
さらに「じゃあカルシウムも足そう」と思って塩化カルシウム系に寄せると、今度は塩化物がもっと積まれてしまうことがあります。
硬度は上がっても、味の方向性が“硬水らしさ”じゃなく“塩化物のクセ”に引っ張られる。ここが家庭代用の落とし穴になりがちです。
注意
飲用で「超硬水の再現」を狙って添加量を増やすと、味が崩れるだけでなく、体調に合わない可能性も上がります。
数値はあくまで一般的な目安で、無理に上げないのが安全です。不安がある場合は、最終的な判断は専門家に相談してください。
代用を成功させるコツは「再現」ではなく「用途最適化」
じゃあ、にがりで代用は無理なの?というと、そんなことはありません。“コントレックス味の再現”を捨てて、“目的に合う硬水”を作るなら十分成立します。
目的別:にがり代用がハマりやすいケース
- パン:生地の締まり・扱いやすさなど「硬度の機能」を狙う
- 料理:下ゆでや煮込みなど、飲用ほど味をシビアに見ない用途
- 試作:硬度帯(例:150〜250)を試して、あなたのレシピの当たりを探す
「コントレックスを買って割る」ほうがラクな理由
コントレックス級の超硬水が必要なケース(パンの研究、特定レシピの再現など)では、正直、市販の超硬水を軟水で割るほうが、味も結果もコントロールしやすいです。
理由はシンプルで、元の水のミネラル構成が完成しているから。そこに軟水を足すだけなら、成分バランスを大きく崩しにくいんですよ。
割り算運用の良さ
「濃すぎたら薄めれば戻れる」のが強いです。にがりは足し算が基本なので、入れすぎるとリカバリーが面倒になりがちなんですよね。
比較の視点:にがり代用と“割り”の違い
| 観点 | にがりで代用 | 市販超硬水を割る |
|---|---|---|
| 硬度の調整 | 細かく動かせる | 比率で決まる |
| 味の再現性 | ブレやすい | 安定しやすい |
| ミネラルバランス | 塩化物寄りになりやすい | 元の水の設計を維持しやすい |
| 失敗時の戻しやすさ | 入れすぎると戻しにくい | 薄めれば戻せる |
結局どうすればいい?結論
あなたが「コントレックスっぽい味」まで欲しいなら、にがり単独での再現にこだわるより、市販品を割るほうがストレスが少ないです。
逆に、パンや料理で「硬度の効果」だけ欲しいなら、にがりで十分代用可能。この切り分けができると、迷いが一気に減りますよ。
最後にもう一度。にがりの量・濃度・滴の大きさは製品や環境で変わります。ここでの話はあくまで一般的な目安です。
正確な情報は製品の公式表示を確認し、体調に不安がある場合は専門家に相談してください。
硬水を軟水に変える作り方と装置の選択肢

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硬水を軟水に変える作り方装置、これは家庭だと「引っ越したら硬水エリアだった」とか「お風呂や洗濯が大変」みたいな流れで気になるやつです。
硬水のデメリットとして、石けんカスやスケール(白い付着物)が出やすいのは事実なので、装置で解決したい気持ちは分かります。
代表的なのは「軟水器(イオン交換)」
一般家庭でよく使われるのは、イオン交換樹脂でカルシウム・マグネシウムを取り除く(または別イオンに置き換える)タイプです。
これで泡立ちは良くなりやすいし、スケールも減ります。ただし、タイプによってはナトリウムが増えることがあるので、飲用まで含めて考えるなら仕様確認は必須です。
もうひとつは「RO(逆浸透膜)」
ROはミネラルをかなり強く除去できます。硬度を確実に下げたいなら強い選択肢。
ただ、その分コストやメンテが増えやすいし、目的によっては“やりすぎ”になることもあります。家庭の用途(飲用・料理・美容・設備保護)に合うかどうかで選びましょう。
装置導入は情報の一次確認が必須
装置は方式や性能が製品ごとに違います。導入前に必ずメーカー公式の仕様・注意事項を確認し、必要なら専門家や施工業者に相談してください。最終的な判断はあなたの責任になります。
硬度はどのくらいが基準で硬度何パーセントから硬水か
「硬度何パーセントから硬水ですか?」という聞き方、実はかなり多いんですが、ここは最初に整理しておきたいポイントです。
結論から言うと、硬度はパーセントでは表しません。基本は mg/L(ミリグラム・パー・リットル)か ppm(ほぼ同義)で表すのが世界的な共通ルールです。
なのでこの見出しでは、「何%から」という誤解をほどきつつ、実際にどのくらいの数値を境目として考えればいいのかを、実用目線で整理していきます。
ここを押さえると、にがりで硬水を作るときの設計が一気にラクになりますよ。
そもそも硬度の単位はなぜmg/Lなのか
硬度は、水1リットルの中にどれだけのカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)が溶けているかを、炭酸カルシウム(CaCO₃)換算で表した数値です。
つまり「水に対して何%混ざっているか」という割合の話ではなく、「1L中に何mg入っているか」という絶対量の話なんですね。
ここをパーセントに直そうとすると、0.01%とか0.02%みたいな、日常感覚では分かりにくい数字になります。だから実務も家庭用途も、mg/Lで語るのが普通、というわけです。
よく使われる硬度分類の目安
硬度の分類は、実は機関や国によって微妙に違います。ただ、家庭用途や料理・飲用の文脈でよく使われるのは、次のレンジです。
| 分類 | 硬度(mg/L) | 体感イメージ | 向きやすい用途 |
|---|---|---|---|
| 軟水 | 0〜60 | クセが少ない | 和食、出汁、緑茶 |
| 中硬水 | 60〜120 | ほどよいミネラル感 | 炊飯、料理全般 |
| 硬水 | 120〜180 | ボディ感が出やすい | 肉料理、洋風煮込み |
| 非常な硬水 | 180以上 | クセが強くなりやすい | 用途限定、割って使う |
ここで大事なのは、この分類はあくまで目安だということ。120mg/Lを超えた瞬間に突然「硬水の味」になるわけじゃありません。
実際は、100mg/L前後から「ちょっとミネラル感あるな」と感じ始める人が多い、くらいの連続的な変化です。
日本の水道水はどこにいる?
日本の水道水は、世界的に見るとかなり軟水寄りです。地域差はありますが、だいたい20〜60mg/Lあたりに収まっているケースが多いですね。
つまり、多くの家庭では「すでに軟水ゾーンにいる」状態からスタートします。
この前提が分かると、硬水作りの考え方がシンプルになります。
- 今が50mg/Lくらい
- 目標が150mg/L
- 必要な上昇量は +100mg/L
こうやって差分で考えられるようになると、「なんとなくにがりを足す」から「狙って調整する」に変わります。ここが一段レベルアップするポイントですね。
「どこから硬水と呼ぶか」より「何に使うか」
ここまで読むと、「じゃあ120mg/Lを超えたら硬水って言えばいいの?」と思うかもしれません。でも、そこはあまり重要じゃないかなと思ってます。
理由はシンプルで、硬度の数字そのものより、用途に合っているかどうかのほうが圧倒的に大事だからです。
- パン生地が締まってほしい → 150〜250mg/Lくらいがハマることが多い
- 煮込みでアクをまとめたい → 120〜200mg/Lくらいで十分
- 飲用でミネラル感を楽しみたい → 100〜150mg/Lくらいが無難
逆に、「硬水だから万能」ということはありません。硬度を上げすぎると、味が重くなったり、体調に合わなかったりすることもあります。
なので、分類名にこだわるより、あなたの目的に対して“ちょうどいい硬度帯”を探すほうが、結果的に満足度が高くなります。
基準整理:数字は設計図、正解は体感
最後にまとめます。硬度はパーセントで考えず、mg/Lで考える。分類は目安として使い、自宅の水道水がどこにいるかを把握する。そして、目標硬度との差分を設計する。
でも最終的に「これで正解かどうか」を決めるのは、数字じゃなく味・使い勝手・体調です。硬度は高ければ高いほど良いわけじゃありません。
あなたの用途にハマる一点を見つける。そのための地図として、この基準を使ってもらえたら嬉しいです。
パンやコーヒーの硬水活用

水ヲタの部屋
パンやコーヒーで硬水を使うと、思った以上に差が出ることがあります。ここ、面白いところですよね。
硬水化は「味のチューニング」でもあり「工程の安定化」でもあります。特にパンは、生地の扱いやすさに直結することがあるので、ハマる人が多いです。
パン:硬度で生地の“締まり”が変わることがある
硬度成分があると、グルテンのネットワークが“キュッ”と締まりやすく感じることがあります。
軟水で高加水の生地を触ったときの「ダレやすさ」が気になるなら、中硬水〜硬水に寄せると扱いやすくなるケースもあります。もちろんレシピや粉でも変わるので、ここは“試して判断”が一番です。
コーヒー:硬度だけでなく「緩衝力」も味に効く
コーヒーは、水の硬度(Ca/Mg)だけじゃなく、アルカリ度(緩衝力)が味に影響します。
硬度を上げると抽出が変わるのは事実ですが、にがり中心でMgを増やしすぎると、苦味が乗ったり、味がザラついて感じたりすることもあります。だから、一気に変えないのがコツです。
おすすめ運用(再現性重視)
- パン:硬度150〜250mg/Lあたりを“仕込み水”で試す(まずは少量)
- コーヒー:いつもの水に微量のにがりで変化を確認し、段階的に調整
- 超硬水領域は「割って使う」前提で考えると失敗しにくい
繰り返しですが、数値は“正しさ”より“あなたの目的に合うか”が大事。パンは食感、コーヒーは香味。そこをゴールにして調整すると、めちゃくちゃ楽しくなりますよ。
まとめ:硬水の作り方とにがりの活用方法
硬水の作り方は、にがりを使うと手軽に硬度を上げられます。
ただし、硬度の数字だけ追うと味が崩れたり、マグネシウム量が増えて体調に影響が出たりすることがあるので、飲用は特に慎重にいきましょう。ここ、ほんと大事です。
今回の要点を短くまとめると
- 硬水化は「目的に合わせて水を設計する」感覚でやると失敗しにくい
- にがりはMgが強いので、少量で硬度が動く=入れすぎ注意
- 硬水=pHが高い、ではない。硬度とpHは別のツマミ
- 超硬水の完全再現は難しいことが多いので、割って使うのが現実的
安全に関する最終注意
水道水は水道法に基づく水質基準に適合する必要がありますが、自作で何かを添加した時点で“自分で管理する領域”が増えます。
原料は必ず食品グレードを選び、製品表示や注意事項を確認してください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。体調や持病に不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。(出典:厚生労働省「水道水質に関する基準等」)
最後に。硬水の作り方は、正解がひとつじゃないのが面白いところです。あなたの目的(飲む・料理・パン・コーヒー)を決めて、少しずつ調整していけば、ちゃんと“あなたの水”に仕上がります。焦らずいきましょう。

